2008年度 授業内容

言語学専門分野(学部)および大学院との共通授業

科目名    言語学概論(1)
担当教員   熊本 裕 学期:  冬 2単位 曜日・時限 木2
 言語学で用いられる基本的な概念と言語を研究に際しての考え方について概説する。言語学を専攻する学生にとっては、必要最低限の知識として要求されるものであり、言語学以外の分野を専攻する学生にとっても、常識の一環として身につけるべきものを目標とする。学期末に筆記試験を行う。
教科書は指定しないが、『文部省学術用語集・言語学編』(日本学術振興会1997)を各自持つことが望ましい。
なお、別に開講される「言語学概論」(2)とともに、「言語学概論」4単位となる。(1)または(2)のそれぞれのみ2度履修しても、「言語学概論」4単位となならないので注意すること。


科目名    言語学概論(2)
担当教員   西村 義樹 学期:  冬 2単位 曜日・時限 水2
 統語論、意味論、語用論を中心に、どのような言語理論に基づいて研究するにしろ、知っておかなければならない言語学の基礎的知識を学ぶ。特定の教科書は用いないが、参考文献は適宜紹介する。評価は平常点(出席重視)と期末試験によって行う。
 言語学概論が必修科目になっている者は、言語学概論(1)と言語学概論(2)の両方を履修しなければならない。


科目名    音声学(1)(2)
担当教員   上野 善道 学期:  夏 2+2単位 曜日・時限 火3・4
 音声を正しく聞き取って書き取り、それを発音できるようでなければ、未知の言語・方言の研究は一歩も進まないと言っても過言ではない。英語や日本語などのよく知られている言語でも、音声学を身につけていないと事実をきちんと観察できないものである。
この授業では、音声につきその理論的な理解にとどまらず、実践的な理解をも得ることを狙いとし、具体的な目標を「国際音声字母」が使いこなせるようになることにおく。そのため、通常の授業とはかなり異なる形態のものとなる。聞き取りと発音は毎時間当てられるものと思ってほしい。言語学の基礎科目であり、若いときほどマスターしやすいので、言語学専修課程の学生はできるだけ3年次に取ることを勧める。
本年度は,火曜日の3限と4限に夏学期だけで4単位の授業を行なう。音声学(1)と音声学(2)はセットなので,片方のみを取ることはできない。
 テキストは、風間喜代三・上野善道・松村一登・町田健(2007)『言語学』第2版、東大出版会(初版ではなく、第2版の3刷りを用意)、および服部四郎(1984)『音声学 カセットテープ,同テキスト付』、岩波書店を用いる。『言語学』は本郷生協で各自購入。『音声学』は絶版なので別に考える。
評価は、試験(筆記、聞き取り、発音を含む)により行なう。


科目名    言語学特殊講義 「日本語アクセント論 (7)」
担当教員   上野 善道 学期:  夏 2単位 曜日・時限 月4
 日本語のアクセントについて、私自身の考えを講義形式で述べる。日本語諸方言を広く見渡し、主要なタイプを網羅する形で講義を続けているが、今期はその7として、九州の2型アクセントの諸方言の続き(枕崎,黒島,屋久島など)と,隠岐島の3型アクセントを中心に扱う。講義の途中で、随時、これら以外の関連方言にも触れる。
受講に際して、予備知識は特に前提としない。授業中の質問やコメントはいつでも歓迎する。受講生の関心等によっては、随時他の方言に話が及ぶこともある。
同じ講義題目の一連の講義であるが、毎回内容が異なるので、繰り返し取っても単位となる。


科目名    比較言語学 (1)
担当教員   熊本 裕 学期:  夏 2単位 曜日・時限 月2
 Robert McColl Millar, Trask's Historical Linguistics, Hodder Arnold (UK) / Oxford UP (US) 2007の前半を教材として、比較・歴史言語学の基本的な考え方について学ぶ。毎回学習した部分について、テーマを与えられて英語で1ページの要約を提出したものが平常点となる。これに加えて学期末に、英語で答える短答式の試験を実施する。前年までに冬学期の「比較言語学(2)」のみを履修したものは、夏学期の単位を取得することによって、「比較言語学」4単位とすることができる。


科目名    比較言語学 (2)
担当教員   熊本 裕 学期:  冬 2単位 曜日・時限 月2
 Robert McColl Millar, Trask's Historical Linguistics, Hodder Arnold (UK) / Oxford UP (US) 2007の後半を教材として、比較・歴史言語学の基本的な考え方について学ぶ。毎回学習した部分について、テーマを与えられて英語で1ページの要約を提出したものが平常点となる。これに加えて学期末に、英語で答える短答式の試験を実施する。前年までに夏学期の「比較言語学(1)」のみを履修したものは、冬学期の単位を取得することによって、「比較言語学」4単位とすることができる。


科目名    言語学演習 「印欧語比較研究」
担当教員   熊本 裕  学期:  夏 2単位 曜日・時限 木2
 Benjamin W. Fortson IV, Indo-European Language and Culture, Oxford: Blackwell 2004の概説部分に基づいて、インド・ヨーロッパ語比較言語学の基礎を学ぶ。ここで扱われる諸言語の予備知識は必須ではないが、標準的な文法書や辞書を用いて特定の語形について自ら調べることを要求される。練習問題も時間の許す限り行う。参加者は各自教科書を入手することが望ましい。


科目名    言語学特殊講義  「イラン語文献学概説」
担当教員   熊本 裕 学期:  夏冬 4単位 曜日・時限 月4
 [夏] 新しいcritical editionが準備されつつあるBundahišnの冒頭部分(中期ペルシア語によるゾロアスター教の宇宙論)を各種の写本を参照しつつ読む。
参考文献: Carlo G. Cereti and D. N. MacKenzie, “Except by Battle: Zoroastrian Cosmogony in the 1st Chapter of the Greater Bundahišn”, Carlo G. Cereti et al., ed., Religious Themes and Texts of Pre-Islamic Iran and Central Asia, Wiesbaden 2003所収。
[冬] 古代インド・イランの祭祀の中心的存在であったsoma / haomaを扱った文献の新しい研究が、近年特にイラン側に関して盛んに出版されている。そのような研究を参照しつつ、AvestaのHōm Yaštと呼ばれる部分を読む。テクストは授業で配布する。
参考文献: Judith Josephson, The Pahlavi Translation Technique as Illustrated by Hōm Yašt, Uppsala 1997, Éric Pirart, L'éloge mazdéen de l'ivresse, Paris 2004, Jean Kellens, Le Hōm Stōm et la zone des déclarations, Paris 2007.


科目名    言語学演習(1)「言語接触研究入門」
担当教員   林 徹 学期:  夏 2単位 曜日・時限 金2
 言語接触研究は借用から混成語の形成に至るさまざまなテーマを含んでいる。この演習では話者の言語選択に焦点を当て、Coulmas, F. 2005. Sociolinguistics: the study of speakers' choices. Cambridge University Press. の後半の章を読みつつ言語接触について知識を深める。参加者は最低1回、テキストの要約を担当する。成績評価は、発表と議論への参加度により行う。


科目名    言語学演習(2)「チュルク諸語におけるダイクシス」
担当教員   林 徹 学期:  冬 2単位 曜日・時限 金2
 チュルク諸語におけるダイクシスについて発表された論文等を読んで議論する。参加者は最低1篇の論文を担当し発表する。成績評価は、発表と議論への参加度により行う。チュルク諸語に関する知識は必要ない。


科目名    野外調査法演習 (1)
担当教員   林 徹 学期:  夏 2単位 曜日・時限 金3
 卒論あるいは修論でフィールドワークの手法を用いることを現時点で考えている人を対象とする。前半はさまざまなフィールドワークの紹介、各自の調査対象が決まってからの後半は、コンサルタントを見つけることから始めて、いっしょに調査の準備をしていく。成績評価は、授業で行う調査進捗状況の報告と、夏休み中に実施する調査のレポートにより行う。


科目名    野外調査法演習 (2)
担当教員   林 徹 学期:  冬 2単位 曜日・時限 金3
 「野外調査法演習 (1)」の続き。夏休み中に各自が集めたデータを分析・処理することを中心に進める。成績評価は、授業中に行う発表と期末に提出するレポートにより行う。


科目名    言語学特殊講義「言語学でのフィールドワーク」
担当教員   林 徹 学期:  冬 2単位 曜日・時限 火4 (駒場)
 私たちが自分の母語以外の言語について深く知ろうとするとき、その言語の話し手に直接質問しつつ調査することが不可欠になる。この講義では、担当教員がこれまで行った言語調査(必ずしもうまくいった調査ばかりではない)を毎回ひとつずつ紹介しながら、言語調査について解説する。なお、例としてあげる言語は、主にトルコ語などのチュルク系諸言語である。ただし、それらの言語の予備知識は不要である。成績評価は出席とレポートによって行う予定。


科目名    言語学特殊講義「認知文法入門 (1)」
担当教員   西村 義樹 学期:  夏 2単位 曜日・時限 水3
下記の書物を教科書にして、認知文法への導入を試みる。重要なテーマについては他の文献も併用する。教科書以外の文献のマスター・コピーはこちらで用意する。評価は平常点とレポートによる。

教科書: R. W. Langacker (1990) Concept, Image, and Symbol. Mouton de Gruyter.


科目名    言語学特殊講義「認知文法入門 (2)」
担当教員   西村 義樹 学期:  冬 2単位 曜日・時限 金4
 下記の書物を教科書にして、認知文法への導入を試みる。重要なテーマについては他の文献も併用する。教科書以外の文献のマスター・コピーはこちらで用意する。評価は平常点とレポートによる。

教科書: R. W. Langacker (1990) Concept, Image, and Symbol. Mouton de Gruyter.


科目名    言語学演習「認知文法研究 (1)」
担当教員   西村 義樹 学期:  夏 2単位 曜日・時限 水5
認知文法の言語理論における位置づけ、理論的基盤と特徴、この理論による重要な言語現象の具体的分析、等を詳しく検討する。授業で用いる書物(の一部)や論文のマスターコピーはこちらで用意する。評価は平常点とレポートによる。


科目名    言語学演習「認知文法研究 (2)」
担当教員   西村 義樹 学期:  冬 2単位 曜日・時限 水5
認知文法の言語理論における位置づけ、理論的基盤と特徴、この理論による重要な言語現象の具体的分析、等を詳しく検討する。授業で用いる書物(の一部)や論文のマスターコピーはこちらで用意する。評価は平常点とレポートによる。


科目名    言語学特殊講義「文法と意味」
担当教員   西村 義樹 学期:  冬 2単位 曜日・時限 火5 (駒場)
 文法と意味との関係は言語理論にとっての根本問題の一つであるが、認知言語学はこの問題に対する新しい視点を提供してくれる理論である。この授業では、先行理論との比較、この理論による日常的な言語現象の具体的な分析とそれを可能にする基本的な概念や道具立ての紹介などを通して、認知言語学への導入を試みる。特定の教科書は用いないが、参考文献は適宜紹介する。評価は平常点(出席重視)とレポートによる。


科目名    言語学特殊講義 「日本語文法研究-日本語学と日本語教育の観点から-」
担当教員   菊地 康人 学期:  夏冬 4単位 曜日・時限 火2
 この授業の目標は、次の3点に整理できる。
① 個々の語(特に、文法的な働きをするいわゆる機能語)の用法や構文の成立条件を分析し、正確にとらえる-過不足なく記述する-ことは、どの言語でも、意外に難しい(例えば、日本語の助詞「は」「が」の用法を正確に記述しようとすると、難題である)。日本語からそのような題材をいくつかとりあげ、ことばの魅力と奥深さを味わいながら、ことばを分析するセンスを磨く。
② それを通じて、日本語がどのような特徴をもった言語なのかということに、少しでも迫る。題材としても、それにふさわしいものを選ぶ。
③ 言語学(日本語学)としての文法研究とともに、日本語教育(日本語を母語としない人に対する)のための文法についても、紹介・考察していく。両者には観点の違いもある一方、相互活性化が期待できる面もあると思われる。 例年このような趣旨の授業を行っているが、今期も、具体的な題材を変え、こうした授業を行う。今期の題材としては、日本語をとらえる上で中核的な助詞「は」「が」や「に」、一見周辺的だが中核的なところをとらえるのに貢献しそうな幾つかの語(「~てある」「~ておく」などの補助動詞、「~やすい」、評価副詞、……)等、いろいろな可能性を考えているが、学生諸君の関心も考慮に入れて決める。 講義形式ながら、学生諸君からの発言を歓迎し、ともに考えていく授業にしていきたい。予備知識は多くを求めないが、十分に出席することと、自分で言語現象を観察・分析する意欲をもつことは、受講の必須条件である。教科書は特に使わない予定。


科目名    言語学特殊講義  「アイヌ語」
担当教員   中川 裕 学期:  夏冬 4単位 曜日・時限 金4
 アイヌ語は日本国内を「固有の」分布領域とするふたつの言語のうちのひとつであるが、もうひとつの言語である日本語とは、語彙および文法の点において著しく異なり、歴史的な関係はむしろ薄いと考えられる。本授業では、特に文法面において日本語と異なる点を中心にアイヌ語を概観する。ただし、言語の普遍的な特性としてアイヌ語と日本語の間に共通性を見ることのできる部分ももちろん数多くあり、類型論あるいは普遍文法で問題となりそうな共通性についても議論していく。また文法面だけでなく、社会言語学的な情報や、文化や口承文芸に関する情報も随時紹介し、アイヌ語アイヌ文化への理解を深めてもらうことにする。テキストは授業中に配布する。評価はレポート(数回課す予定)で行う。
参考文献:田村すず子「アイヌ語」『言語学大辞典セレクション 日本列島の言語』(三省堂、1997)


科目名    言語学特殊講義  「音韻論と音韻理論」
担当教員   田中 伸一 学期:  冬 2単位 曜日・時限 金5
この授業は音韻論・音韻理論をテーマとする。目標としては,1)日本語や英語を中心とした自然言語の音韻体系・音韻現象を観察しながら,そこに含まれる規則性や法則性を見い出せるようになること,2)見い出した規則性や法則性が,音韻論における理論によってどのように説明されるかについての基本的な知識や考え方を身につけること,3)さらに,データを主体的に観察・検討することにより,分析の問題点や改善法など応用的な諸問題を追及できること,などである。前半はデータ中心,後半は理論中心に講義する予定である。
 教材としては,Tsujimura, Natsuko (ed.) (1996/2006) "Chapter 3: Phonology," in Introduction to Japanese Linguistics, Blackwell.を叩き台にしつつ,主にこちらで用意するプリントを使用する。ただ,テキスト(コピーで可)も用意し,あらかじめ読んでおくこと。


科目名    多分野講義  「語彙と文法」
担当教員   西村 義樹(他) 学期:  夏 2単位 曜日・時限 火5 (駒場)
 言語はわれわれの生活の実にさまざまな面(思考、行動、文化など)に浸透しており、人間という種に共通であると同時に、この種にのみ見られる特性である。このように人間の本質と深く関わっていると考えられる言語について注目すべき事実の一つは、多様性と普遍性という一見相反するかにも思える二つの面を兼ね備えてことである。本リレー講義では、この多様性と普遍性を切り口にして言語の本質に迫ることを試みる。
 本年度は、語彙と文法に見られる言語の多様性と普遍性をめぐる諸問題(多様性と普遍性が生じるメカニズム、言語と思考、文化の関係など)の検討を通して、「言語とは何か」という根本問題への答えを模索していく。
 このリレー講義を担当するのは、文学部所属のさまざまな言語を専門とする10名の教員で、予定されている講義のテーマは「基本語の意味——対照的観点と歴史的観点から」(仏文)、「中国語:空間語彙の文法」(中文)、「西洋古典語と近代語--歴史的推移」(西洋古典)、「ババン-ババン-バンバン!」(英文)、「ドイツ語の単語と造語法」(独文)、「文の意味は語の意味の総和か」(国語)、「照応表現について」(英文)、「比喩と文法」(言語)など(順不同、カッコ内は所属研究室の略称)である。
 各講義の後、学生諸君や参加している文学部の教員とのディスカッションの時間もとりたいと考えている。初回は複数の教員による第2回以降の講義へのオリエンテーション、最終回は特定のテーマに関して複数の教員によるミニシンポジウムを行う予定。


科目名    言語学特殊講義  「社会言語学」
担当教員   真田 信治 学期:  夏 2単位 曜日・時限 集中
 日本における社会言語学の歴史と現状について解説する。また、社会言語学の各領域(言語変種、言語行動、言語接触、言語変化、言語意識、言語習得、言語計画など)におけるトピックスについて、具体的データに基づいて論じる。


科目名    言語学特殊講義  「言語の形と意味機能」
担当教員   影山 太郎 学期:  冬 2単位 曜日・時限 集中
 語彙概念構造(LCS)とクオリア構造の理論を通して,動詞・名詞・形容詞の意味機能と構文的用法との関係を考察する。集中講義期間の前半は,理論的な考え方を分かりやすく解説し,練習問題を通して受講者が自分でもデータを分析できるようにトレーニングする。後半ではその理論を用いて,従来あまり気づかれなかった「出来事を表す文」と「主語の属性を表す文」の違いを明らかにする。主に日本語と英語の例を用いるが,受講者各自の専攻言語への応用も試みたい。成績は,毎日の練習問題(小テスト)および簡単なリポートを総合して評価する。


言語学専門分野(大学院)

科目名    演習 「言語学演習」
担当教員   上野・熊本・林・西村・菊地・福井 学期:  夏冬 4単位 曜日・時限 月3
 大学院生が研究発表をし、それを教官や他の大学院生が批判・検討する。大学院生は発表を1回行い、他の発表に対するコメンテータを2回勤めなければならない。受講者は原則として言語学専門分野の院生・研究生とする。


科目名    特殊研究 「韓国朝鮮語文法研究」(1)
担当教員   福井 玲 学期:  夏 2単位 曜日・時限 水4
 韓国語の歴史のうえで、近代語と現代語の間に位置する、開化期(19世紀末~20世紀初頭)の文献に基づいて、この次期の表記法と文法について考察する。正書法に関して当時行なわれた議論をふまえつつ、実際の文献の中から時代別に約10点を選んで、分担してそれぞれの表記法と文法上の特徴を概観する。
 参考書: 李基文『国語史概説』、『開化期の国文研究』


科目名    特殊研究 「韓国朝鮮語文法研究」(2)
担当教員   福井 玲 学期:  冬 2単位 曜日・時限 水4
 韓国語の文法現象のなかで、近年問題となっているいくつかの話題について最近の研究論文を取り上げ、それについて他言語との比較対照も念頭に置きながら、参加者全員で議論する場とする。とりあげる分野はモダリティ、テンス・アスペクト、ヴォイスなどにわたる予定。
論文は日本語・韓国語・英語で書かれたものを対象とし、具体的には授業の開始時に提示する。


科目名    特殊研究 「音響音声学」
担当教員   広瀬 啓吉 学期:  夏冬 4単位 曜日・時限 水3
 夏学期は特に音響音声学の観点から音声生成に関して輪講する。(どのようにして音声のスペクトルが得られるのかなど。)冬学期はLPC分析、テキスト音声合成、隠れマルコフモデル、韻律の処理など、音声分析・合成・認識等の工学的な側面に関してPower Pointを用いた講義を行う。適宜、研究室見学の機会を設けることも可能である(進め方については、初回の講義の際に相談する。)


科目名    演習 「精読・中国語文法研究」
担当教員   木村 英樹 学期:  夏 2単位 曜日・時限 水4
 中国語で書かれた中国文法研究の著作・論考を精読しつつ、品詞、文法範疇、文法構造等々の中国語文法に関わる基本的な諸概念や術語についての理解を深め、さらには現代中国語文法に関わる諸問題の発見と発掘の手掛かりを探る。教材は開講時に指定する。 
受講・履修は本研究科の学生のみに限る。


科目名    演習 「古代中国語関係論文講読」
担当教員   大西 克也 学期:  冬 2単位 曜日・時限 金3
 古代中国語文法を扱った論文を丹念に精読し、現代中国語で書かれた論文を読む力と文法問題を考える力を養うことを目的とする。今年度は宋亜云「漢語従綜合到分析的発展趨勢及其原因初探」(『語言学論叢』第33輯、商務印書館、2006年)を取り上げて、漢代から魏晋南北朝時代に起こった文法構造上の変化を考えてみたい。



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