2010年度 授業内容

言語学専修課程(学部)および大学院との共通授業

夏学期・通年

月曜2限
講義題目
(Course Title)
比較言語学 (I)
担当教員
熊本 裕
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
Hans Henrich Hock, Brian D. Joseph, Language History, Language Change, and Language Relationship: An Introduction to Historical and Comparative Linguistics (2nd Edition), Mouton de Gruyter 2009の前半を教材として、比較・歴史言語学の基本的な考え方について学ぶ。
授業のキーワード
(Keywords)

授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
毎回学習した部分について、テーマを与えられて英語で1ページの要約を提出したものが平常点となる。これに加えて学期末に、英語で答える短答式の試験を実施する。
教科書
(Required Textbook)
上記の通り。
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
前年までに冬学期の「比較言語学 (2)」のみを履修したものは、夏学期の単位を取得することによって、「比較言語学」4単位とすることができる。


月曜4限
講義題目
(Course Title)
イラン語文献学概説
担当教員
熊本 裕
単位数
4
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
コータン・サカ語は、中期イラン後東部方言の一つで、19世紀の終わりから20世紀の初めにかけて、豊富な文献が敦煌およびコータン周辺の遺跡から発見され、少数の学者の数十年にわたる努力により、徐々に解読されてきた。その内容はインド文化の影響を強く受けた仏教文献が中心だが、非宗教的な文献も見いだされる。本年の授業では、なるべく多様なジャンルについて代表的なテクストを紹介することを目的とする。
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業参加(発表・発言など)・授業出席率
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
R. E. Emmerick, "Khotanese and Tumshuqese", in Rüdiger Schmitt hrsg., Compendium linguarum Iranicarum, Wiesbaden 1989, 204-229.
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


月曜5限
講義題目
(Course Title)
日本手話 ―言語学的分析と実技の初歩―
担当教員
市田 泰弘・赤堀 仁実
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
自然言語のひとつであり、ろう者の母語である日本手話について、その言語学的分析と実技の初歩を学ぶ。
まず導入として、手話言語を母語とするろう者コミュニティの特徴、手話言語とその地域で話される音声言語との複雑な関係についてふれる。
言語学的分析としては、日本手話の語彙体系と文法体系について、類像性との関連を中心にそのアウトラインを紹介する。
語彙体系では、類像性を利用し句レベルの構造をもつCL構文からの語彙化“フリージング”のプロセス、フローズン語彙における音韻構造の存在、日本手話の語彙体系におけるCL構文の地位およびその一貫性と精緻さに言及する。
文法体系では、日本手話の文法体系の重要な側面として非手指マーカー、空間、構文を取り上げ、(1)非手指マーカー(頭の動き、あごの位置、眉の位置)を理解して初めて明らかになる語順の厳密な規則と複文構造の存在について、(2)指示物を身体前の空間に位置づけることによる動詞の一致に関する現象の実像と、逆行-順行ヴォイスによる分析について、(3)思考引用を含む統語的な鋳型としての構文の存在と、その具体例としてのmirative構文とconfirmative構文の共通性と相違について議論する。
実技に関しては、ネイティブであるろう者が直接教授法の一つであるナチュラル・アプローチによってその初歩を指導する。シラバスは基本的にトピック・シラバスを採用し、日本手話で自己紹介(生い立ちと日常生活の簡単な紹介)ができることを目標とする。また、基本語彙だけでなく、音韻と基本文法の獲得をめざす。
ほかに、ろう者特有の「文化」である「ろう文化」について、ネイティブのろう者と手話通訳を介してディスカッションする機会を設ける予定である。
授業のキーワード
(Keywords)
手話、言語学、ろう者、ろう文化、類像性
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
数回のレポートと授業への出席状況および授業態度を総合して評価する。
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
手話は視覚言語であるため、必要な場合は眼鏡等を準備すること


火曜2限
講義題目
(Course Title)
日本語教育と日本語文法
担当教員
菊地 康人
単位数
4
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
日本語を母語としない人に対する日本語教育は、(1)日本語そのものを十分に分析するとともに、(2)「それを学習者にどのような方法で伝えると(学習者がどのように学習すると)、よく理解でき、適切に日本語が使えるようになっていくか」を考えて、(3)その方法を編み出し、実際に教育する(学習をサポートする)、という多面的で魅力的な活動である。既成の学問でいえば、日本語学・対照言語学・第二言語習得・学習心理学など、多くの分野の成果を活かして組み立てていく必要がある。
 本講では、日本語教育について、特に文法面を中心に見る。体系的に見る面と、特定の題材(項目)について深く分析する面とを設ける。また、時には日本語教育を離れて、日本語文法そのものについてさらに分析を深める機会も作る。具体的な題材としては、例えば「自他」「比較」「補助動詞(てしまう・ておく等)」「たら・と」「ても・のに」「のだ」「わけだ・はずだ」「ようだ・らしい」「……にとって」などを候補として考えているが、この他の可能性も含めて、学生諸君とも相談して決める(継続受講者に配慮して、昨年度とは重複しないようにする)。
 以上を直接の目標としつつも、「ことばの魅力と奥深さを味わい、ことばを分析するセンスを養うこと」「〈日本語らしさ〉を探ること」「語学教育は言語学的な知識だけではできないことを知ること」なども、本講の目標である。
 講義形式を主としつつも、学生諸君からの発言を歓迎し、ともに考えていく授業にしたい。予備知識は特に求めないが、十分に出席することと、自分でことばを観察・分析する意欲をもつことは、受講の必須条件である。日本語学習用の教科書を指定し、それを参照する形で授業を進める可能性があるが、この点についても諸君と相談した上で決めたい。
授業のキーワード
(Keywords)
日本語教育 、日本語文法
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
期末レポート,授業参加,授業出席率
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


火曜4限
講義題目
(Course Title)
認知文法入門 (1)
担当教員
西村 義樹
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
認知文法(あるいは認知言語学一般)の基本的な考え方やこの理論の観点からの具体的な言語現象の分析手法を学ぶ。比較的読みやすい論文や本(英語または日本語)の一部を用いる予定。今年度からは授業で扱う文献を全て読み通すことを要求する。文献のマスター・コピーはこちらで用意するが、今年度からはそこから出席者が各自でコピーを取ること。
授業のキーワード
(Keywords)
cognitive grammar、the symbolic view of grammar、conceptual semantics、grammatical constructions、the lexicon-grammar continuum
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
出席、授業中の発表、学期中および学期末のレポート
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
授業中に指示する。
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


火曜5限
講義題目
(Course Title)
認知文法研究
認知文法と言語類型論 (1)
担当教員
西村 義樹
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
下記の書物を教科書とし、その内容を正確に理解した上で、そこで扱われているトピックを認知文法の観点から捉え直す作業を通して、この理論が言語類型論にどのような貢献をすることが可能かを考察する。関連する文献のうち授業で扱うもの(英語または日本語)のマスターコピーはこちらで準備するが、今年度からはそこから出席者が各自でコピーを取ること。今年度は、教科書のみならず授業で扱う全ての文献を読み通すことを要求する。「認知文法入門」の内容を前提とするので、この理論に初めて接する人は「認知文法入門」を合わせて受講することを強く勧める。
授業のキーワード
(Keywords)
linguistic typology、cognitive grammar、language universals、syntax、semantics
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
出席、授業中の発表、学期中および学期末のレポート
教科書
(Required Textbook)
Bernard Comrie (1989), Language Universals and Linguistic Typology. (Second Edition) The University of Chicago Press.
参考書
(Reference Books)
授業中に指示する。
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


火曜5限
講義題目
(Course Title)
言語学とフィールドワーク
担当教員
小林 正人
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
この授業では、日英語を含む世界中のさまざまな言語の例をもとに、言語の背後にあるしくみを皆さんに考えてもらうことを目指しています。
世界には、話者が少なくなって消滅に瀕している言語や、碑文・写本などの記録しか残っていない言語がたくさんありますが、それらの言語の中には、私たちの常識やものの見方を覆すような興味深い現象があったり、どうやって習得するのか不思議になるほど複雑な文法を持つものが少なくありません。
言語学では、英語、日本語など話者数の多い言語の研究も行いますが、それに加えてこうしたマイナーな言語を研究することで、それらの言語が内包している「知の体系」を解明・記録して、私たちの視野を広げ、異文化を理解し、知的世界を豊かにすることを目指しています。
なお、本科目を履修するに当たって、言語学の知識は必要としません。科目名には「フィールドワーク」とありますが、単位取得のためにフィールドワークに出かける必要はありません。
授業のキーワード
(Keywords)
言語学、フィールドワーク、文法
授業計画
(Schedule)
次のような順で進めていく予定です。
1. いわゆる「サピアの仮説」‒ 私たちはことばで世界を切り分けているのか?
2. ブロークンって言わないで‒ 周縁部は言語の宝庫
3. 「世界最高の文字体系」って?
4. どうして3単現のsをつけ忘れるのか ‒ 類型論と有標性
5. マイ音韻法則を見つけよう
6. 目に見えない音の構造を探す 7. なぜリスニングは難しいか ‒「音素」への遠い道のり
8. 文とか品詞とかは定義できるか?
9. 意味による語のグループ分け ‒ 私たちの頭は言語をどう格納しているか
10. どうして An apple is. って言わないの?‒ 情報構造と語順
11. どうして疑問文で語順が変わるの?‒ チョムスキーと生成文法
12. 知って得する英語の歴史 ‒ 通時相から見えてくるもの
13. 系統論とトンデモ系統論 ‒ 言語をどうグループ分けするか?
14. 言語調査を始めよう ‒ 旅に出なくても言語調査はできる
授業の方法
(Teaching Methods)
毎回授業内で皆さんに考えてもらう問題を出し、それをもとに授業をすすめます。 なるべく皆さんにも質問や発言をしてもらって、一緒に考える授業にしたいと思っています。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
課題提出(50%)とレポート(50%)によって評価します。
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
この授業では、毎回何か問題を出す予定にしています。つまり出席が重要ですので、遅れないように努力してください。欠席するときや欠席したときはメールで連絡ください


水曜2限
講義題目
(Course Title)
音韻論研究(1)-現代音韻論の展開
担当教員
小林 正人
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
この演習では、初期の生成音韻論から自律分節素音韻論、素性階層論、不完全指定理論、最適性理論まで概観しながら、音韻論の代表的な論文を読んで、1968年以降の音韻論の展開をたどります。それと併せて、さまざまな言語からの練習問題を解くことで、音韻論の考え方を学ぶことを目指します。
授業のキーワード
(Keywords)
生成音韻論、自律分節、素性階層論、不完全指定理論、最適性理論
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
課題提出と発表・レポート
教科書
(Required Textbook)
授業で読む論文については、マスター・コピーを用意します。
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


木曜2限
講義題目
(Course Title)
印欧語比較研究 (I)
担当教員
熊本 裕
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
Benjamin W. Fortson IV, Indo-European Language and Culture (2nd edition), Wiley-Blackwell 2009の前半の総論部分に基づいて、インド・ヨーロッパ語比較言語学の基礎を学ぶ。ここで扱われる諸言語の予備知識は必須ではないが、文献案内で指示された標準的な文法書や辞書を、図書館ないしは研究室で利用して特定の語形について自ら調べることを要求される。
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
各章末尾の練習問題を平常点評価に利用する。
教科書
(Required Textbook)
上記の通り
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
参加者は各自教科書を入手することが望ましい。


木曜3限
講義題目
(Course Title)
形態論入門
担当教員
西村 義樹・梅谷 博之
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
形態論に関する基本的な用語・概念を理解することを目指す。Lieber, Rochelle (2010), Introducing morphology. Cambridge: Cambridge University Press. を教科書として用いる。
 ある一つの用語が,異なる研究者によってさまざまに説明・定義されることがある。そうした複数の説明・定義を比較することで理解をより深めることができる。受講者は教科書の内容を理解した上で,教科書で扱われている用語・概念が他の形態論入門書でどのように説明・定義されているかを発表する。教科書以外に参照すべき資料は授業の最初で紹介する。
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業参加(発表・発言など)
教科書
(Required Textbook)
Lieber, Rochelle (2010), Introducing morphology. Cambridge: Cambridge University Press
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


金曜2限
講義題目
(Course Title)
ダイクシス表現
担当教員
林 徹
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
言語は、現実の運用を見れば、用いられる環境と不可分の関係にある。すべての発話は、それが発せられる実際の環境と結びつけられて初めて具体的な意味を担い得るからである。このような言語の特徴をダイクシスという。特に代名詞、指示詞、「来る」「行く」のような動詞は、ダイクシスに注目せずにその意味を確定することが難しいため、ダイクシス表現 (deictics) と呼ばれる。この演習では、さまざまな言語のダイクシス表現に関する論文を講読し、議論する。希望があれば、ダイクシス表現に関する簡単な調査を共同でおこなうことも考えている。
授業のキーワード
(Keywords)
ダイクシス、指示詞、代名詞、空間、人称
授業計画
(Schedule)
授業の初回に示す。
授業の方法
(Teaching Methods)
ダイクシス表現について発表された論文等を読んで議論する。参加者は最低1回、論文を担当し発表する。また、発表での議論を踏まえたレポートを提出する。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
発表、レポート、議論への参加度によりおこなう。
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


金曜3限
講義題目
(Course Title)
音声学
担当教員
林 徹
単位数
4
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
どれほど忠実な音声・映像資料があっても、文字による記録なしには言語データとしての活用範囲が極端に限定されてしまう。この授業では、言語が書き言葉を持つか否かに拘らず、言語を「文字化」するためのツールである国際音声字母を言語調査に利用できるようになることを目標とする。夏学期は各字母と記号の解説および調音の練習をおこない、冬学期は簡単な語彙調査の実習をおこなう予定である。
授業のキーワード
(Keywords)
調音音声学、国際音声字母、調音器官
授業計画
(Schedule)
夏学期は、各字母と記号を解説した後、その表す音を聞き取り調音することができることを目標に練習する。冬学期は、ある言語の母語話者を教室に招き、受講者ひとりひとりが実際に質問し、語を聞き取る簡単な語彙調査の実習をおこなう。
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
夏学期は期末試験(筆記と実技)、冬学期はレポートによりおこなう。
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


金曜4限
講義題目
(Course Title)
インドネシアの言語
担当教員
塩原 朝子
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
群島国家インドネシアは、300以上の言語が話されている。この授業では、それらの言語の多様性を、社会言語学的、歴史的、形態統語論的から考察し、世界の言語の多様性を理解することを助ける。
授業のキーワード
(Keywords)
インドネシア、オーストロネシア語、パプア諸語、形態統語論、社会言語学
授業計画
(Schedule)
以下の事柄を順に扱う予定である。
(1) インドネシアの社会言語学的状況(国語と地方語)
(2) インドネシアで話されている言語の系統的分類(オーストロネシア語とパプア諸語)
(3) インドネシアの言語の形態統語論的特徴
授業の方法
(Teaching Methods)
講義とグループまたは個人による課題
成績評価方法
(Method of Evaluation)
学期末レポート
教科書
(Required Textbook)
特に指定しない
参考書
(Reference Books)
以下のものを中心とし、その他については授業中に適宜紹介する。
森山幹弘、塩原朝子編『多言語社会インドネシア』(2009年、めこん)
Alexander Adelaar and Nikolaus P. Himmelmann (eds.), The Austronesian languages of Asia and Madagascar, (2005: Routledge)
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


冬学期

月曜2限
講義題目
(Course Title)
比較言語学 (2)
担当教員
熊本 裕
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
Hans Henrich Hock, Brian D. Joseph, Language History, Language Change, and Language Relationship: An Introduction to Historical and Comparative Linguistics (2nd Edition), Mouton de Gruyter 2009の後半を教材として、比較・歴史言語学の基本的な考え方について学ぶ。
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
毎回学習した部分について、テーマを与えられて英語で1ページの要約を提出したものが平常点となる。これに加えて学期末に、英語で答える短答式の試験を実施する。
教科書
(Required Textbook)
上記の通り。
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
前年までに夏学期の「比較言語学(I)」のみを履修したものは、冬学期の単位を取得することによって、「比較言語学」4単位とすることができる。


月曜4限
講義題目
(Course Title)
日本語学と対照言語学
担当教員
鷲尾 龍一
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
日本語学(あるいは伝統的な国語学)が提起してきた様々な問題を、多言語比較という視点で捉え直すことで、提起される問題の性質および現象に対する説明の方式がどのように変容するのか。形態論、文法論、意味論、言語文化論などに関わる諸現象の具体的分析を通じて考察する。
授業のキーワード
(Keywords)
日本語学、言語学、対照言語学、文法、意味、言語文化
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業出席率、授業参加、中間的レポート、期末試験
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


火曜4限
講義題目
(Course Title)
認知文法入門 (2)
担当教員
西村 義樹
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
夏学期の「認知文法入門」の内容を前提とした講義。認知文法(あるいは認知言語学一般)の基本的な考え方やこの理論の観点からの具体的な言語現象の分析手法を学ぶ。比較的読みやすい論文や本(英語または日本語)の一部を用いる予定。今年度からは授業で扱う文献を全て読み通すことを要求する。文献のマスター・コピーはこちらで用意するが、今年度からはそこから出席者が各自でコピーを取ること。
授業のキーワード
(Keywords)
cognitive grammar、the symbolic view of grammar、conceptual semantics、grammatical constructions、the lexicon-grammar continuum
授業計画
(Schedule)
教科書の後半
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
出席、授業中の発表、学期中および学期末のレポート
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
授業中に指示する。
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


火曜5限
講義題目
(Course Title)
認知文法研究
認知文法と言語類型論 (2)
担当教員
西村 義樹
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
夏学期の「認知文法研究」(認知文法と言語類型論)の続き。下記の書物を教科書とし、その内容を正確に理解した上で、そこで扱われているトピックを認知文法の観点から捉え直す作業を通して、この理論が言語類型論にどのような貢献をすることが可能かを考察する。関連する文献のうち授業で扱うもの(英語または日本語)のマスターコピーはこちらで準備するが、今年度からはそこから出席者が各自でコピーを取ること。今年度は、教科書のみならず授業で扱う全ての文献を読み通すことを要求する。「認知文法入門」の内容を前提とするので、この理論に初めて接する人は「認知文法入門」を合わせて受講することを強く勧める。
授業のキーワード
(Keywords)
linguistic typology、cognitive grammar、language universals、syntax、semantics
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
出席、授業中の発表、学期中および学期末のレポート
教科書
(Required Textbook)
Bernard Comrie (1989), Language Universals and Linguistic Typology. (Second Edition) The University of Chicago Press.
参考書
(Reference Books)
授業中に指示する
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


水曜2限
講義題目
(Course Title)
音韻論研究(2)-音韻論の現状と課題
担当教員
小林 正人
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
音韻論の諸問題についての論文や、音声学や形態論など隣接分野の視点から書かれた音韻論に関する論文を読むことで、音韻論の立場と課題を考察します。語彙音韻論や韻律形態論、実験音韻論、韻律理論などを取り上げる予定です。
さまざまな言語の練習問題を解くこととあわせて、参加者が関心をもつ言語に音韻理論を応用することも試みます
授業のキーワード
(Keywords)
音韻論、語彙音韻論、韻律形態論、実験音韻論、韻律理論
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
毎回の授業では、論文読解と課題の解説を行う予定です。 参加者はさまざまな言語の課題に加えて、自分で選んだテーマについて発表し、それをレポートとして提出してもらいます。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
課題とレポート。
教科書
(Required Textbook)
授業で扱う論文のマスター・コピーを用意します。
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


水曜2限・木曜2限
講義題目
(Course Title)
言語学概論
担当教員
林 徹・西村 義樹
単位数
4
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
言語学の主要な研究対象(音、語、文法、意味、コミュニケーション)を取り上げ、それらを扱うための基本的な考え方と基礎的な概念について解説する。前半は音声学、音韻論、形態論を、後半は統語論、意味論、語用論を、それぞれ解説する予定である。
 特定の教科書は用いないが、参考文献は適宜紹介する。水曜のみ、木曜のみ、前半のみ、後半のみの受講は認められない。
授業のキーワード
(Keywords)
phonetics、phonology、morphology、syntax、semantics、pragmatics
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
平常点(出席重視)、学期中のクイズ、学期末試験
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


水曜3限
講義題目
(Course Title)
南アジアの諸言語
担当教員
小林 正人
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
インド、パキスタンなど南アジアには、少なくとも5つの語族に属する数百の言語があるが、そのうち印欧語族インド・アーリア語派、ドラヴィダ語族、ムンダ語族に属する言語について未解決の問題をとりあげ、研究の現状を講義する。
授業のキーワード
(Keywords)
南アジア、インド・アーリア、ドラヴィダ、ムンダ
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
課題提出。
教科書
(Required Textbook)
プリント配布。
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


木曜2限
講義題目
(Course Title)
印欧語比較研究 (2)
担当教員
熊本 裕
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
Benjamin W. Fortson IV, Indo-European Language and Culture (2nd edition), Wiley-Blackwell 2009の後半の各論部分から、代表的ないくつかの語派を扱う章を選択して、インド・ヨーロッパ語比較言語学の基礎を学ぶ。ここで扱われる諸言語の予備知識は必須ではないが、各章で指示されている標準的な文法書や辞書を用いて、そこで扱われているテーマについて自ら調べることを要求される。
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
各自が分担して各語派についての記述をまとめ、練習問題に解答したものを平常点評価の基礎とする。
教科書
(Required Textbook)
上記の通り。
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
参加者は各自教科書を入手することが望ましい


木曜3限
講義題目
(Course Title)
アスペクト入門
担当教員
西村 義樹・梅谷 博之
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
Comrie, Bernard (1976), Aspect. Cambridge: Cambridge University Press. を題材にアスペクトについての基本的な考え方を学習する。受講生は次のことを行なう。(1) 同書にでてくる基本的な用語・概念について簡潔にまとめる。また,その概念が実際にどの言語のどのような現象と関連しているのかを例示する(テキストに挙げられている現象でもよいし,自分が知っている,あるいは他の文献で調べた現象でもよい)。(2) アスペクト(を含む言語現象)を研究をする際に注意すべきであると筆者が述べていること,あるいは今後,言語の研究や外国語の学習を進めていく上で有益であると感じた箇所を抜き出し,コメントする。
 はじめの数回は講師が発表を担当するが,以降は受講者で分担する。
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業参加(発表・発言など)
教科書
(Required Textbook)
Comrie, Bernard (1976), Aspect. Cambridge: Cambridge University Press.
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


金曜4限
講義題目
(Course Title)
言語接触研究
担当教員
林 徹
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
言語の研究においては、記述的研究であれ理論的研究であれ、モノリンガルの話者を想定するのが一般的である。しかし実際には、複数の言語が日常的に用いられる状況(多言語使用)はそれほど稀ではない。そのような状況の中で生じる現象を扱った研究論文を講読し、議論する。希望があれば、多言語使用に関する簡単なアンケート調査を共同でおこなうことも考えている。
授業のキーワード
(Keywords)
言語学、言語接触、借用、code-switching、mixed code
授業計画
(Schedule)
授業初回に説明する
授業の方法
(Teaching Methods)
言語接触について発表された論文等を読んで議論する。参加者は最低1回、論文を担当し発表する。また、発表での議論を踏まえたレポートを提出する
成績評価方法
(Method of Evaluation)
発表、レポート、議論への参加度によりおこなう。
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


大学院言語学専門分野の授業

夏学期・通年

火曜2限
講義題目
(Course Title)
フィールド調査法 (1)
フィールド調査に基づく論文作成のためのワークショップ
担当教員
中村 雄祐
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
言語を主題の一つとしつつ、言語を取り巻く社会状況に関するフィールド調査に基づく研究を行う院生を対象とする演習.今学期は,データ分析から論文作成に至る過程を中心に進める.
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
「期末レポート」・「授業参加(発表・発言など)」
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


火曜3限
講義題目
(Course Title)
言語学演習
担当教員
全教員
単位数
4
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
大学院生が研究発表をし、それを教員や他の大学院生が批判・検討することにより、各自が研究を一層進めることを目標とする。
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
研究室でのガイダンス(4月7日)に年間のスケジュールを決める
授業の方法
(Teaching Methods)
受講者は発表を1回おこない、他の発表に対するコメンテータを2回勤めなければならない。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業参加(発表・発言など)
授業出席率
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
言語学専門分野所属の大学院生・研究生に限る。


水曜3限
講義題目
(Course Title)
音響音声学
Topics in Acoustic Phonetics
担当教員
廣瀬 啓吉
単位数
4
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
To help to understand what is done in speech processing, such as analysis, synthesis and recognition. This understanding may facilitate students in literature field to use speech processing technologies for their research works.
授業のキーワード
(Keywords)
音声生成/Speech Production、音声分析/Speech Analysis、音声合成/Speech Synthasis、音声認識/Speech Recognition
授業計画
(Schedule)
First learn how speech sounds are generated (speech produuction). Then study on speech technologies, such as analysis, synthesis, and recognition.
授業の方法
(Teaching Methods)
First, for speech production, read i circle a chapter for the book "Speech Communication" by D. O'shaughnessy. Then, for speech technologies, lecture will be done using powerpoints.
成績評価方法
(Method of Evaluation)
Through a simple report.
教科書
(Required Textbook)
Materials will be provided.
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
Those who want to attend the class need to come to my office (Room 103D4, Faculty of Engineering Building #2, 10th Floor) for the first day of the class (13:10; April 8, 2009). After a simle explanation on the class, the materials are provided. Prior contact to my e-mail is encouraged.


水曜4限
講義題目
(Course Title)
文法の根拠 : 述語論への視点
担当教員
尾上 圭介
単位数
4
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
文法の‘根拠’、文法の成立原理を考える。
  文法がなければ複雑な意味は表現できないが、そしてその文法は言語ごとに決まっているが、一方では、言語の差を超えて、単語を並べただけでも(文法を知らなくても)ある程度の意味は伝わる。この両面はどのような関係にあるか。
  一語文(非述定文)の存在、述定文における主語・述語の存在、述定形式の変化(動詞の形態変化など)によって表わし分けられる意味の種類というような点では、すべての言語に共通の性格が見て取れる。これは何を物語っているのであろうか。文法はなぜあるのか、文法が存在することの原理的根拠、文法の発生原理と、文法規則の具体的事実とをつなげて考える。
  ことばで意味を伝えるということは、概念を使って意味を表現するということにほかならないが、概念の意味をいくら足し合わせても文の意味にはならない。概念を使ってそれとは次元の異なる文的意味が表現されるということは、どのようなメカニズムによって可能になるのか。概念をつないで文に持ち込む文法規則があるからだと簡単に言ってしまうのでは、答えにならない。そもそも概念の意味と文の意味とは何が違うのか。文法規則がそのようにあることの理由を問うていくことが、本格的な言語の学には求められるであろう。 
  そういう目を持って、文が文として成立する場である述語というもののあり方、述語にテンスやモダリティという範疇が存在することの原理を考えていく。
  参考文献は、文法理論の古典から最近の論文まで幅広く、授業の中で紹介する。
授業のキーワード
(Keywords)
述定文、非述定文、述語、モダリティ、主語、山田文法
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
講義による。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
筆記試験
教科書
(Required Textbook)
用いない。
参考書
(Reference Books)
尾上圭介「文法論において問うべきことは何か」(東北大学国語学研究室編論文集『山田文法の現代的意義(仮題)』2010近刊)、尾上『文法と意味Ⅱ』(2010近刊)総括的序章ほか、必要なものを授業の中でそのつど指示する。
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


水曜4限
講義題目
(Course Title)
韓国朝鮮語文法研究 (1)
中世~近代の諺簡の言語学的研究 1
担当教員
福井 玲
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
中世から近代にかけて、ハングルで書かれた手紙(諺簡)は、近年各地で発掘され、当時の口語を知るうえで重要な資料となっている。この授業ではこれまでに知られている諺簡の概要を紹介し、そのうちのいくつかを講読し、同時期の刊本との比較を行なう。
授業のキーワード
(Keywords)
諺簡
授業計画
(Schedule)
これまでに見つかっている諺簡について概説したあと、玄風郭氏諺簡を実例としてとりあげ、解読していく。注釈本を用いるが、語学的に問題となる個所について参加者は各自自分なりの観点から他の資料をも幅広く調査することが求められる。他の資料についてはコーパスによる検索もあわせて行なっていく。冬学期は夏学期から継続して解読を続けていく。
授業の方法
(Teaching Methods)
個々の諺簡の解読は、参加者が分担して、毎回担当者が発表する形式で行なう。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
平常点と、授業での発表の評価による。
教科書
(Required Textbook)
プリントとして配布するが、下記の参考書が入手可能な学生はなるべく入手することが望ましい。
参考書
(Reference Books)
『玄風郭氏諺簡 註解』2003, 白斗鉉著, ソウル:太学社
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
履修者は韓国朝鮮語を学習していること。


木曜2限
講義題目
(Course Title)
精読・中国語文法研究
担当教員
木村 英樹
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
中国語で書かれた現代文学作品をテキストに用い、語学および言語学的な観点からさまざまな問題を探りつつ、精読し、語彙、品詞、文法範疇、文法構造等々の中国語文法に関わる基本的な諸概念や術語についての理解を深める。教材は開講時に指定する。
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
演習形式で行う。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業時の発表・発言および期末レポートにもとづいて評価する。
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


冬学期

火曜2限
講義題目
(Course Title)
フィールド調査法 (2)
フィールド調査に基づく論文作成のためのワークショップ
担当教員
中村 雄祐
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
言語を主題の一つとしつつ、言語を取り巻く社会状況に関するフィールド調査に基づく研究を行う院生を対象とする演習.今学期は,データ分析から論文作成に至る過程を中心に進める.
授業のキーワード
(Keywords)
 
授業計画
(Schedule)
 
授業の方法
(Teaching Methods)
 
成績評価方法
(Method of Evaluation)
「期末レポート」・「授業参加(発表・発言など)」
教科書
(Required Textbook)
 
参考書
(Reference Books)
 
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 


水曜4限
講義題目
(Course Title)
韓国朝鮮語文法研究 (2)
中世~近代の諺簡の言語学的研究 2
担当教員
福井 玲
単位数
2
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
中世から近代にかけて、ハングルで書かれた手紙(諺簡)は、近年各地で発掘され、当時の口語を知るうえで重要な資料となっている。この授業ではこれまでに知られている諺簡の概要を紹介し、そのうちのいくつかを講読し、同時期の刊本との比較を行なう。
授業のキーワード
(Keywords)
諺簡
授業計画
(Schedule)
これまでに見つかっている諺簡について概説したあと、玄風郭氏諺簡を実例としてとりあげ、解読していく。注釈本を用いるが、語学的に問題となる個所について参加者は各自自分なりの観点から他の資料をも幅広く調査することが求められる。他の資料についてはコーパスによる検索もあわせて行なっていく。冬学期は夏学期から継続して解読を続けていく。
授業の方法
(Teaching Methods)
個々の諺簡の解読は、参加者が分担して、毎回担当者が発表する形式で行なう。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
平常点と、授業での発表の評価による。
教科書
(Required Textbook)
プリントとして配布するが、下記の参考書が入手可能な学生はなるべく入手することが望ましい。
参考書
(Reference Books)
『玄風郭氏諺簡 註解』2003, 白斗鉉著, ソウル:太学社
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
 



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