平成27(2015)年秋学期の授業

平成27(2015)年度秋学期の授業時間割

講義題目
(Course Title)
音声学(1)
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
音声を生み出すしくみとその表記方法を学習する。
国際音声字母(IPA)の表に見られる音のうち,肺気流を用いるものについて,その産出のしくみを学び,さらに実際に発音できるようにする。
また,同時に国際音声字母に代表される音声記号のしくみと使い方を学習する。
また,音響分析の基礎についてもふれる。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
音声、発声、調音、調音方法、調音位置、国際音声字母
[外国語用]
授業計画
(Schedule)
発音にかかわる生理学的メカニズムの基礎と,調音のしくみおよびその分類,発声のしくみについて学ぶととも に,実際に発音する訓練を行う。次いで,それをどのように音声記号で表現するかについて,国際音声字母にもとづいて学習する。また日本語のさまざまな方言 や,日本の周辺の言語における実例なども観察する機会を設ける。さらに,そうしたさまざまな音を音響的に分析する方法の基礎も紹介する。
授業の方法
(Teaching Methods)
講義の他に,発音および聞き取りの訓練を随時行う。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
平常点と実技を含む試験による。
教科書
(Required Textbook)
教材はプリントとして随時配布する。
参考書は授業開始時に説明する。
参考書
(Reference Books)
風間喜代三他『言語学 第2版』東京大学出版会(上野善道「第7章 音の構造」)
斎藤純男『日本語音声学入門 改訂版』三省堂
服部四郎『音声学』岩波書店
P. Ladefoged. A Course in Phonetics. Thomson Wadsworth.
P. Ladefoged. Vowels and Consonants. Blackwell Publishing.

 

講義題目
(Course Title)
日本語を見つめる-言語学と日本語教育の目で-(2)
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
 基本的な目標・趣旨は,年度前半に開講する「日本語を見つめる-言語学と日本語教育の目で- (1)」と同様なので,まず,その項を参照のこと。
年度後半に行う本講(2)の開講にあたっては,(1)を受講していない新規受講者(特に,駒場から受講しにくる2年生)も受講しやすいように配慮したい。
扱う具体的なテーマは,(1)の項に記した諸テーマの中から,一部を(2)に振り分けることになろう。受講者の希望等によっては、他の可能性もあるが,継続受講者に配慮して,昨年度や,(1)とは重複しないようにする。
また,(2)では,(1)に比して「日本語教育系の内容」の割合を高め,「日本語教育入門」的な機能も持つようにしたい。日本語の教科書を参照しながら授 業を進める可能性もあるが,「言語学・日本語学系の内容」とのバランスの取り方については,受講者諸君の希望や状況を参照した上で,適切なところを見出し たい。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
日本語、日本語教育
[外国語用]
授業計画
(Schedule)
授業の方法
(Teaching Methods)
講義形式を主としつつも,学生諸君からの発言を歓迎し,ディスカッションをとりいれ,ともに考えていく授業にしたい。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
期末レポート,出席,授業参加・貢献度
教科書
(Required Textbook)
参考書
(Reference Books)
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
予備知識は特に求めないが,十分に出席することと,自分でことばを観察・分析する意欲を強くもつことは,受講の必須条件である。
関連ホームページ
(Course-Related Websites)
その他
(Others)
日本語学習用の教科書を指定し,それを参照する形で授業を進める可能性もあるが,この点についても諸君と相談した上で決めたい。

 

 

講義題目
(Course Title)
言語と社会
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
言語と言語共同体とが1対1に対応するならば、言語と社会(共同体)の関係は、言語学において周辺的なテー マと見すことができる。しかし、言語が実際に使用される側面(発話)から言語を捉えようとするならば、言語が社会的現象であることを無視するわけにはいか ない。この演習では、言語接触による言語の変容、いわゆるモノリンガルな社会における新たな言語変種の生成などの現象を通じて、言語使用における社会的影 響について議論する。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
発話 言語接触 移民言語 秘密語 新造語
[外国語用]
utterance, language contact, immigrant languages, secret languages, neologism
授業計画
(Schedule)
講師が提供するデータについて議論する。また、関連する文献についても紹介する。
授業の方法
(Teaching Methods)
授業の各回ごとにそれぞれテーマを定め、講師の選ぶ論文について、参加者が順番に擁護者と批判者となり、議論する。各参加者は、自分の担当した回について期末にレポートをまとめ提出する。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業における活動、期末レポート
教科書
(Required Textbook)
なし
参考書
(Reference Books)
Spolsky, Bernard. 1998. Sociolinguistics. Oxford: Oxford University Press.

 

 

講義題目
(Course Title)
認知文法入門
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
夏学期の「認知文法入門」の内容を前提とした講義。認知文法(あるいは認知言語学一般)の基本的な考え方や この理論の観点からの具体的な言語現象の分析手法を学ぶ。比較的読みやすい論文や本(英語または日本語)の一部を用いる予定。授業で扱う文献を全て読み通 すことを要求する。文献のマスター・コピーはこちらで用意する。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
cognitive grammar、the symbolic view of grammar、conceptual semantics、grammatical constructions、the lexicon-grammar continuum
[外国語用]
授業計画
(Schedule)
授業の方法
(Teaching Methods)
講義と発表の組み合わせ
成績評価方法
(Method of Evaluation)
出席、授業中の発表、学期中および学期末のレポート
教科書
(Required Textbook)
参考書
(Reference Books)
授業中に指示する。

 

講義題目
(Course Title)
認知文法研究(2)
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
言語学上の根本問題や重要な言語現象を認知文法の観点から考察することを通して、認知文法の特徴と妥当性を検討する。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
cognitive grammar、 theoretical foundations、 descriptive application
[外国語用]
授業計画
(Schedule)
授業の方法
(Teaching Methods)
講義と演習の組み合わせ
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業中の発表、出席、学期末レポート
教科書
(Required Textbook)
参考書
(Reference Books)
授業中に指示する
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
火曜日4限の「認知文法入門」および夏学期火曜日5限の「認知文法研究」の内容を理解していることを前提として授業を行う。

 

講義題目
(Course Title)
言語学概論
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
 言語学の主要な研究対象(音、語、文法、意味、コミュニケーション)を取り上げ、それらを扱うための基本 的な考え方と基礎的な概念について解説する。前半は音声学、音韻論、形態論を、後半は統語論、意味論、語用論を、それぞれ解説する予定である。特定の教科 書は用いないが、参考文献は適宜紹介する。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
phonetics、phonology、morphology、syntax、semantics、pragmatics
[外国語用]
授業計画
(Schedule)
授業の方法
(Teaching Methods)
講義
成績評価方法
(Method of Evaluation)
平常点(出席重視)、学期中のクイズ、学期末試験
教科書
(Required Textbook)
参考書
(Reference Books)
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
水曜のみ、木曜のみの受講は認められない。また、原則として、A1に開講される「言語学概論(1)」のみ、あるいは、A2に開講される「言語学概論(2)」のみの受講は認められない。

 

講義題目
(Course Title)
音響音声学(2)
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
本授業では高校で物理を履修しなかった学生を対象に,音声の物理的・音響的側面について分かり易く解説す る。音声は音,即ち,空気(酸素・窒素・二酸化炭素など)の振動現象でしかない。しかし,その振動現象を鼓膜が捉えると,言語メッセージ,意図,感情,更 には話者の健康状態など,様々な情報を我々は知覚できる。一体,空気振動のどこにこれらの豊富な情報が隠れているのだろうか?
音響音声学(1)では,音の基礎物理から始め,音声を音響的に眺めるために必要な基礎知識を提供すると共に,音刺激に対するインタフェースである聴覚の処理についても学ぶ。
音 響音声学(2)では,スマホで有名になった音声認識(音声テキスト変換)や音声合成(テキスト音声変換)についても,その基礎知識を提供する。その後,言 語獲得,外国語学習,言語障害,更には言語の起源に関する様々な話題も提供する。音声の音響的側面についての知識が身に付くと,これら様々な言語現象に対 して,従来とは違った視点で議論を展開できる可能性があることを示す。
なお,音響音声学(1),(2)で通年の授業となるが,年明けてからの5コ マが一番面白い講義となるはずである。(1)は文系学生でも十分理解できる内容だと自負している。(2)の技術的な内容をなんとか(概要だけでも)理解で きれば,一番面白い最後の5コマに辿り着ける,そういう通年授業の構成となっている。是非頑張って欲しい。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
[外国語用]
授業計画
(Schedule)
授業の方法
(Teaching Methods)
スライドを使った講義を行なう。スライドは事前に授業 web に upload するので,それを印字し持参することを薦める。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
学期末に課題を出し,レポート提出してもらう。
教科書
(Required Textbook)
参考書
(Reference Books)
言語聴覚士の音響学入門(海文堂出版)
音声言語処理と自然言語処理(コロナ社)
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
音響音声学(1)を受講すること
関連ホームページ
(Course-Related Websites)
http://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/~mine/japanese/acoustics/class.html

 

講義題目
(Course Title)
言語学演習(1)
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
大学院生が研究発表をし、それを教員や他の大学院生が批判・検討することにより、各自が研究を一層進めることを目標とする。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
[外国語用]
授業計画
(Schedule)
研究室でのガイダンスの際に年間のスケジュールを決める。
授業の方法
(Teaching Methods)
受講者は発表を1回おこない、他の発表に対するディスカサントを2回勤めなければならない。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業参加(発表・発言など)
授業出席率
教科書
(Required Textbook)
なし
参考書
(Reference Books)
なし
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
言語学専門分野所属の大学院生・研究生に限る。

 

講義題目
(Course Title)
比較言語学(2)
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
比較言語学(歴史言語学)の基本的な考え方を、読解と練習問題によって学ぶ。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
歴史言語学、比較言語学、ピジンとクレオール、言語変化
[外国語用]
historical linguistics, comparative linguistics, Pidgin and creole, language change
授業計画
(Schedule)
1. 意味変化と語彙変化
2. 形態変化
3. 統語変化
4. 言語接触
5. 言語変化の要因
6. 遠い系統関係
7. 書記記録の役割
8. 言語の先史
9. 歴史言語学への量的アプローチ
授業の方法
(Teaching Methods)
教科書をもとに講義し、教科書の練習問題を解説する。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
各章の練習問題を宿題として課し次回それを提出する (50%)。
学期末試験 (50%)。
教科書
(Required Textbook)
Lyle Cambpell, 2012. Historical Linguistics. Edinburgh University Press または MIT Press
参考書
(Reference Books)
特になし。
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
この授業は、「比較言語学 (1)」と連続しているので、(2)から履修した場合、はじめのうちはやや難しく感じるかもしれない。

 

講義題目
(Course Title)
Introduction to Discourse Analysis
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
How are spoken and written language different? What is context, and what is the relationship between language and context? Is discourse ‘language + context’? How is professional discourse different from everyday discourse? How is identity displayed through language? What is the relationship between culture and discourse? What approaches and tools enable us to analyse discourse? These are some of the questions we will explore on this introductory course. The format for each session will be part lecture, part discussion, with activities. In this way, you should develop both the theoretical understanding of and practical skills in discourse analysis.
The course will pay particular attention to the combination of discourse analysis (DA) and simple corpus linguistics, as well as other methodologies such as genre analysis and conversation analysis. The main type of data explored will be professional spoken communication, although other types of data will also be examined.
In the first half of the course you will learn about the key concepts, tools and approaches that are popular in DA. In the second half you will critically examine published research by Michael Handford into these areas, and develop your own analyses. You will also give a short pair or group presentation on some aspect of the course, and this can be prepared and analysed from a discourse perspective.
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
[外国語用]
授業計画
(Schedule)
Week 1 (Sept. 10th):
•Introduction, overview
•Key concepts in DA

Week 2 (Sept. 17th):
•Corpus linguistics and discourse
•Data collection, transcription and analysis

Week 3 (Sept. 24th):
•Conversation analysis and discourse
•Genre analysis and discourse
•Critical discourse analysis

Week 4 (Oct. 1st):
•Pragmatics and discourse
•Intercultural communication, identity and discourse

Week 5 (Oct. 8th):
•Business discourse
•Problem-solving discourse
•Business discourse training

Week 6 (Oct. 15th):
•Discourse in the construction industry
•Non-verbal communication
•Metaphor, conflict and discourse

Week 7 (Oct. 22nd)
•Language teaching and discourse
•English as a Lingua Franca, repair and discourse
•Wrap-up

授業の方法
(Teaching Methods)
Part-lecture, part small group discussion of real texts.
成績評価方法
(Method of Evaluation)
Attendance and participation 25%
Essay 50%
Short pair/group presentation 25%
教科書
(Required Textbook)
It is not necessary to buy any books.
参考書
(Reference Books)
General readings
Baker, P. (2006). Using Corpora in Discourse Analysis. London: Continuum.
Bhatia, V. (2004). Worlds of Written Discourse. London: Continuum.
Chafe, W. (1994). Discourse, Consciousness and Time. Chicago: Chicago University Press.
Cook, G. (1990). Transcribing infinity: Problems of context presentation. Journal of Pragmatics 15: 1-24.
Gee, J.P. (2005). An Introduction to Discourse Analysis. Abingdon: Routledge.
Gee, J. P. & Handford, M. (Eds) (2011). The Routledge Handbook of Discourse Analysis. Abingdon: Routledge.
Handford, M. (2010). The Language of Business Meetings. Cambridge: Cambridge University Press.
Levinson, S. (1983). Pragmatics. Cambridge: Cambridge University Press.
McCarthy, M. (1998). Spoken Language and Applied Linguistics. Cambridge: Cambridge University Press.
Paltridge, B. (2013). Discourse Analysis. London: Continuum
Sacks, H., Schegloff. E. A. & Jeffersen, G. (1974). A simplest systematics for the organisation of turn-taking for conversation. Language, 50/4: 696-735.
Swales, J. (1990). Genre Analysis. Cambridge: Cambridge University Press.
Wenger, E. (1998). Communities of Practice: Learning, Meaning and Identity. Cambridge: Cambridge University Press.
Woofitt, R. (2005). Conversation Analysis and Discourse Analysis. London: Sage.

Specific readings (pdfs will be emailed to you)
Gee, J.P & Handford, M. (2011). An introduction to discourse analysis. In Gee, J.P & M. Handford (Eds.) The Routledge Handbook of Discourse Analysis. Abingdon: Routledge.
Handford, M. (2014a). Construction Industry Discourse. In Bhatia, V. and Bremner, S. (Eds.). The Routledge Handbook of Professional Discourse. Abingdon: Routledge.
Handford, M. (2014b). Cultural identities in international, inter-organisational meetings: a corpus-informed discourse analysis of indexical we. Language and Intercultural Communication, 14, 1: 41-58
Handford, M. & Koester, A. (2010). ‘It’s not rocket science’: metaphors and idioms in conflictual business meetings. Text and Talk: 30 (1): 27–51.
Handford, M. & Matous, P. (2011). Lexicogrammar in the international construction industry: a corpus-based case study of Japanese-Hong-Kongese on-site interactions in English. The Journal of English for Specific Purposes. 30: 87-100
Handford, M. and Matous, P. (2015). Problem-solving discourse on an international construction site: patterns and practices. English for Specific Purposes, 38: 85-98.
Koester, A. & Handford, M. (2011). Spoken professional genres. In Gee, J.P & M. Handford (Eds.) The Routledge Handbook of Discourse Analysis. Abingdon: Routledge.
Tsuchiya, K. & Handford, M. (2014). A corpus-driven analysis of repair in a professional ELF meeting: Not ‘letting it pass’. Journal of Pragmatics, 64: 117-131.

履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
None – no prior knowledge of linguistics is needed. The course will be conducted in English, but we can look at texts from other languages.
関連ホームページ
(Course-Related Websites)
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/faculty/t_meibo/en/88035800.html

 

講義題目
(Course Title)
言語学演習(2)―伝統文法の言語論
授業の目標・概要
(Course Objectives/Overview)
紀元前2世紀の文法家パタンジャリが著したパーニニ文法に関する講義録である『マハーバーシャ』を読み、当時の言語学における問題意識を、今日の言語学と対比しつつ理解することを目指す。
授業のキーワード
(Keywords)
[日本語用]
サンスクリット、パーニニ、インド伝統文法(ヴィヤーカラナ)、パタンジャリ、マハーバーシャ
[外国語用]
Sanskrit, Panini, Indian traditional grammar (vyakarana), Patanjali, Mahabhasya
授業計画
(Schedule)
この授業では、初回にパーニニ文法の概要を説明した上で、『マハーバーシャ』中の次のような議論の箇所を読む予定である。
1. パーニニ文法の概要。「私とあなた」が主語のとき、動詞は何人称形?
2. 『マハーバーシャ』における文の定義
3. 形容詞と名詞に区別はあるか?形容詞+名詞はどちらが主要部か
4. 動詞と意味役割、名詞と意味役割
5. 同格複合語と並列複合語の境界例
6. 外心複合語と内心複合語の境界例
7. 否定複合語など、主要部を判断しがたい複合語
8. 複合語はつねに2項分岐するか
9. 比喩の複合語において、比喩はどう成立しているか
10. 使役動詞において、使役の意味は語根に属するか否か
11. 3つの過去時制の区別と、特殊規則が一般規則をほとんど無意味にするケース
12. 「主語の知覚外」と定義される時制がなぜ一人称形をもちうるか
13. 特殊規則と一般規則が両方当てはまる場合どちらが適用されるか
授業の方法
(Teaching Methods)
平明なサンスクリット散文で書かれた『マハーバーシャ』原典を、注釈文献を利用して読解し、それに関わるパーニニ文法の諸問題を紹介する。
成績評価方法
(Method of Evaluation)
授業にしかるべく出席することと、授業で少しでも発表する、あるいは伝統文法に関して出題するレポートを提出すること。
教科書
(Required Textbook)
Vyakarana-Mahabhasya (6 vols.), Bombay, Nirnaya Sagar Press版 (archive.org で入手可能)
該当箇所のコピーを配布する。
参考書
(Reference Books)
George Cardona, 1997. Panini: His work and its traditions, Vol.1 (2nd edition). Delhi: Motilal Banarsidass
履修上の注意
(Notes on Taking the Course)
サンスクリットの初級文法を習得していることが望ましいが、履修中の者や未修者でも単位取得は可能であり、参加を歓迎する。
関連ホームページ
(Course-Related Websites)
その他
(Others)
サンスクリット文法を学習中の者や、未修者でこの授業の履修を希望する者は、初回に申し出て指示を受けること。